「ひよっこ」は2017年春のNHKの朝の連続テレビ小説です。
再放送で見たのですが、昭和感たっぷりで面白かったです。
後半の劇中漫画「恋の初心者(ひよっこ)」もみどころにゃ
笑える度 | ●●● | 舞台 | 196年の東京、茨城 |
ドキドキ度 | ●●●● | 萌え要素 | 昭和の生活 |
安心度 | ●●●●● | 放映年 | 2017年 |
ざっくりとしたあらすじ
谷田部みね子は茨城県の農家の長女。
おおらかなのんびり屋。
高校卒業後は家業を継ぐつもりだったが
天候不良で不作の時に借金を背負い
父が東京に出稼ぎに行くことになる。
しかし父は行方不明になり、
探す為に東京に集団就職する。
ラジオの組立工場で働くも工場が倒産。
紆余曲折の後、レストラン「すずふり亭」で働く。
前半は工場のみんなとの生活が中心で
後半はすずふり亭と、アパートの住人との
交流が中心の話です。
実家に仕送りしながらも、
職場や近所の人たちとふれあい
父を探す、みね子の話です。
主要登場人物
※以下はネタばれ含みます。まだ見てない方はご注意ください。
谷田部みね子(有村架純)
主人公。18才。
高校卒業後、行方不明の父を
探す為に東京の工場に就職する。
家族は両親と妹と弟、祖父がいる。
のんびり屋で、高校時代は
バス停に近い時子の家に自転車を
おかせてもらうも、そこに着くまで
いつもバスの時間ギリギリになってしまう。
時子(佐久間由衣)
みね子の親友で同級生。
美人で背が高くスタイルがいい。
女優になるのが夢で
東京の工場に就職する。
永井愛子(和久井映見)
みね子が就職した工場の
事務員兼舎監。
おっちょこちょいだが世話焼き。
婚約者が戦死したという過去がある。
みね子の父(沢村一樹)
不作の時に農協に借金をして
それを返すために東京の工事現場で
仕事をしていた。
みね子が高校を卒業する前に
行方不明になる。
女優:川本世津子(菅野美穂)
売れっ子女優。
お高く感じられるが実は苦労人。
父の行方の鍵をにぎる人物。
筆者おススメポイント
全体通して楽しい話です。
お父さんを探しに行くのですが
悲壮感はなく、みね子の生活が
主な話になっています。
前半は工場で同じように
地方から来た人がいて友達になったり
映画を見にいったり東京生活を
楽しみます。
工場の倒産あたりで少々雰囲気が
重くなりますが、後に再就職する
レストラン「すずふり亭」の人々と
引っ越した先のアパートの人々の話が
特に面白いです。
漫画「恋の初心者(ひよっこ)」
アパートに藤子不二雄さんのような
2人組の売れない漫画家がいて
みね子の恋を漫画にしたり
それを知ったみね子が怒ります。
その劇中に出てくる漫画のタイトルが
「恋の初心者(ひよっこ)」です。
昔の石ノ森章太郎さんの
絵柄に似た絵で出てきます。
バーでお酒を飲んで女子会
アパートに引っ越してから、
バー「月時計」へ行くシーンが出てきます。
店主はすずふり亭のシェフと幼馴染。
美人のお姉さんです。
シェフの娘:由香(みね子と同い年)が
なにかとみね子に絡んでくるので
バーで話を聞きます。
それ以降、アパートの仲間と
女子会のように集まります。
有村架純さんの魅力満載
みね子は、明るくおおらかな
普通の女の子です。
怒ったり笑ったり焦ったり
表情豊かで飾り気のないところが
自然体の女の子という感じで
好感が持てます。
ひよっこは有村架純さん24才の時なので
だいたい役と同年代ですね。
みね子は高卒で就職して1年で工場が倒産
その後のレストランで働き、だいたい20才
という計算です。
余談ですが、有村架純さんは
勇者ヨシヒコにも少しでています。
↓勇者ヨシヒコの記事はこちら
沢村一樹さんの魅力も満載
※ネタバレあり
行方不明のお父さん役の
沢村一樹さんも魅力も満載です。
暴漢に襲われて記憶喪失になり
自分が誰だかわからなくなった
演技が自然でいいです。
家に帰ることになったが
記憶がないので実感がない。
しかし、妻の作った料理を食べて
美味しいと笑顔を見せる姿が
とても素敵です。
主題歌は桑田佳祐さんの「若い広場」
主題歌は桑田佳祐さんの「若い広場」です。
ノスタルジックなほんわかとした明るい曲です。
この主題歌がかかると、ひよっこの明るい世界観が
心に浮かんでドラマが楽しみになりました。
平均視聴率は20%越え
朝ドラの前半は前作の視聴率の影響があるので
前作が低いと低めでスタートすることが多いです。
この作品も同様で、最初は低めだったそうですが
後半に追い上げて最終回は21.4%だったそうです。
お年寄りが好む苦労話ではないので
朝ドラをよく見ていると言われる
年代にはあまりウケなかったそうです。
楽しいシーンが多いので
この作品は何度見ても面白いです。
(個人の感想です)
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