刀語(かたながたり)は西尾維新さんのライトノベルです。
アニメ化もしまして、1話1時間(CM含む)という異色の深夜アニメでした。
アニメから入りましたが、ラノベも面白かったです。
現代風の時代劇にゃ
笑える度 | ●● | 舞台 | 江戸時代あたり |
楽しさ | ●●●● | 萌え要素 | 傲慢美少女、純粋青年 |
シリアス感 | ●●●● | 発表年 | 2007年 |
あらすじ
戦乱の時代、伝説の刀鍛冶
「四季崎記紀(しきざき・きき)」の作った
1000本の刀を持っている軍が
優勢に戦を進められたという。
旧将軍はその刀を恐れて
刀狩を実行し988本まで集めた。
残りの12本は、その988本の刀の完成形、
「完成形変体刀(かんせいけいへんたいがたな)」
であることが判明した。
その刀を集めることを
現在の将軍より命ぜられた
奇策士(きさくし):とがめ。
白髪おかっぱロングヘアーの
美少女である。
とがめは「虚刀流」の七代目当主である
鑢七花(やすり・しちか)を同行させ
完成形変体刀を探す旅に出る。
とがめは刀を全部集められるのか?
とがめに正体は?
途中途中で笑いながら、ワクワクドキドキする話です。
主要登場人物
とがめ
奇策士(きさくし)。謎の美少女。
白髪でおかっぱロングヘアー。
奇策で問題を解決するので
自称:奇策士。
将軍から完成形変体刀を
集めることを命じられる。
鑢七花(やすり・しちか)
刀を使わない剣術(?)の
虚刀流(きょとうりゅう)7代目。
離島で家族だけで育ったので
人をあまり見慣れていない。
鑢七実(やすり・ななみ)
七花の姉。
病弱な美少女。
しかし、虚刀流の腕は
七花より上。
真庭忍軍
謎の忍者たち。
完成形変体刀を狙っている
奇妙な姿や特技を持つ。
筆者おススメポイント
西尾維新さんらしい名前の付け方満載で
名前が面白いです。
完成形変体刀を集めることに
特化した内容になっており
読みやすいです。
とがめのライバル:否定姫(ひていひめ)と
その側近の元忍者も途中から絡んできて
面白くなっていきます。
書籍・アニメ情報
講談社BOX から全12巻で出ています。
本1冊につき刀1つの話に
なっているのでわかりやすいです。
アニメは凄く凝って作られています。
和風の美しい絵です。
ある意味、鬼滅の刃と同じぐらい
美麗に作られています。
その他
西尾維新さんの本でこの話が一番好きでした。
江戸時代のような時代設定、
着物ながらもミニスカートのような
ファッションの設定など
うまく出来ていると思いました。
ラストもびっくり!
この本を読むきっかけはアニメですが
アニメの力は大きいです。
再放送して欲しいです。
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