田中圭一さんと言えば、手塚治虫大先生の絵柄で
ギャグ漫画を描く人ですが、読んでびっくり！面白いです！
読む前は強い抵抗感がありましたが、（昔、手塚漫画大好きだったので）
読み始めると違和感なく読めます。
これは田中圭一さんのサラリーマン時代の話を描いた漫画です。
K1さんはおもちゃメーカーの営業マンだったんだね
| 笑える度 | ●●●● | 舞台 | 現代日本 |
| かわいさ | ●●● | 萌え要素 | ガチムチ、ドジっこ |
| ほのぼの | ●●●● | 発表年 | 新装版は2017年 |
あらすじ
玩具メーカー：ヨイコトーイの新人営業マン田中K1は、
日々問屋めぐりで忙しい日々を送っていた。
その日常は、問屋の担当さんに怒られたり、
土日にデパートの販促ショーに駆り出されたり。
個性的な会社の人達に支えられながら今日も行く！
そんな田中K1の営業マンとしての成長と
仲間たちとの楽しい会社ライフの物語です。
主要登場人物
田中K1（たなか・けいいち）
主人公。大卒の新入社員。
玩具メーカー・ヨイコトーイに入社する。
上司や先輩・同僚に助けられながらも
日々成長していく。
手塚キャラではよくある青年キャラ。
丸花所長（まるはなしょちょう）
K1の所属する営業所の所長。
普段は頼れる上司だが宴会の席ではハダカになることも。
手塚キャラではよくあるおじさんキャラ。
角巻省吾（かどまき・しょうご）
K1の同期。
イケメンでプレイボーイ。
入社試験で部長の大宗さんに一目惚れする。
手塚キャラではよくあるお金持ち頭脳明晰青年キャラ。
臼井さん（うすいさん）
K1の先輩でベテラン営業マン。
社内トップの営業マンで数字に強い。
見た目は暗い力石徹（あしたのジョーのライバル）？
毛田ものみ（けだ・ものみ）
異動でK1の職場にきた先輩女子社員。
見かけは中学生だが、言動が個性的。
仕事に関してはキレ者で将来有望な人物。
手塚キャラではブラックジャックのピノコが近い？
大宗部長（おおむねぶちょう）
営業部の部長。
大人の女性の色気バリバリの巨乳美人。
仕事に厳しいが気さくな性格。
手塚キャラではよくある大人の色っぽい女性キャラ。
筆者おススメポイント
絵柄は手塚キャラだけど、雰囲気といい全然違います。
手塚キャラを使って爆笑漫画を描くなんてすごいです。
漫画は昭和の会社の雰囲気がとてもよく描かれていて、
確かにこんなふうに楽しかったなと思い出します。
漫画の合間に筆者のサラリーマン時代の
思い出話が載っています。
漫画の解説のようでもあり、
時代の説明もありでこちらも面白いです。
書籍情報
KADOKAWAから全１巻ででています。
その続編、「マンガ家・田中K1がゆく！」もあります。
同じ登場人物が引き続き出ていて面白いです。
その他
田中K1さんの本は、最初は「うつヌケ」を読みました。
こちらはうつ病になり、それをぬけた人のインタビュー漫画です。
結構面白かったので、ほかの作品も読みたくなって
「サラリーマン田中K1がゆく！」を読みました。
そうしたら、こっちのほうがもっと面白い！と思いました。
田中K1シリーズをもっと描いてほしいと思うとともに、
ぜひアニメ化して欲しいと思いました。
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