【放送禁止？爆笑アニメ】ジャングル黒べえ（1973）

ジャングル黒べえは藤子・F・不二雄さんの漫画が原作のアニメです。

内容な滅茶苦茶面白いんですが、差別問題とかで再放送は相当難しいようです。

爆笑度	●●●●●	舞台	1970年代日本
楽しさ	●●●●●	萌え要素	アフリカ、シャーマン
安心度	●●●●●	放映年	1973年

ジャングル黒べえ　あらすじ

アフリカの幻の種族ピリミー属という設定。

ブラックフェイスで身体は小さく、

ベッカンコの神を神様とする。

ピリミー族の王子、黒べえ

（本名はとても長いので、しし男がつけたあだ名）

は、飛行機を巨大な鳥と間違えて

しがみつき、途中で振り落とされて

しし男くんに助けられる。

恩返しをするといって

庭に巨大な穴を掘り

ここがいっぱいになったら

帰るという。

庭にはさらにトーテムポールのような

ベッカンコの神像が置かれ

さらに弟の赤べえ、ペットのパオパオが

やって来る。

現代文明の中で黒べえたちが

「これ、ジャングルの常識！」

といってハチャメチャ騒動に

なったり、魔法を使ったり

とにかく楽しい作品です。

ジャングル黒べえ　主要登場人物

※以下はネタばれ含みます。

黒べえ（CV:肝付兼太）

主人公。

アフリカのピリミー族の王子。

ブラックフェイスで小柄。

槍をいつも持っている。

本名はクロベンボコ・ベロチョンタ・ベンボコリンコン・ブラブラボロリン・ボロボロボロリン・バエボコロンタラ・タラリロレンベエ。

黒べえはしし男がつけたあだ名。

元気で明るくまっすぐな心の持ち主。

ウラウラベッカンコー！と呪文を唱え

あっかんべーをして魔法を使う。

しし男（CV:杉山佳寿子）

副主人公。

空から落ちてきた黒べえを助ける。

心優しいが気弱な男の子。

クラスのアイドルたかねちゃんのことが好き。

クラスメイト

タイガー：身体の大きいいじめっ子。たかねちゃんには弱い。

オカラ：タイガーの子分的存在。嫌味が得意。

たかね：美少女でクラスのアイドル。焼き芋が好きなのを隠している。

赤べえ（CV:桂玲子）

黒べえの弟。

ちっちゃくて赤毛で毛むくじゃら。

しし男の家へは小包でやってきた。

ピキピキピキーとしか喋らない。

パオパオ（CV:水鳥鉄男）

羽のような大きな耳の２本足の象。

目はヨヨ目（※）。

ピリミーからは泳いでやってきた。

だいたい赤べえと行動することが多い。

※ヨヨ目（よよめ）・・・カタカナのヨみたいな目。

1973年ごろの日本の生活

1973年は昭和48年。

沢田研二の「危険なふたり」や

麻丘めぐみの「私の彼は左きき」

などが流行った時代。

今のような家庭用ゲーム機など

姿かたちもなく、

ゲームセンターもあったかどうか。

８時だヨ！全員集合で加トちゃんが

「チョットだけよお、あんたも好きねえ」

というのが流行ったらしいです。

電卓でさえ、まだまだ一般家庭には

なかったようです。

ジャングル黒べえ　筆者おススメポイント

絵を見ただけで明るくなるような

黒べえのスタイル。

ブラックフェイスに黄色い髪（？）。

バンダナに角かざり（？）。

庭にたき火を炊いて

その周りで踊ったり、

敵とみなすと槍で攻撃したり、

ウラウラウラーーーー！といって

走る姿は勇ましいながらもかわいい。

途中からライバルのガックという

文明慣れしたピリミーの男の子が

出てくるのですが、これが結構問題起こして

くれて、話に色をそえてくれます。

ジャングル黒べえ　漫画とアニメの最終回の違い

漫画の最終回では穴は埋まるのですが、

黒べえはアフリカに帰るのを悩みます。

アニメの最終回は違っていて、

大酋長からのメッセージがきて

すったもんだのあげく

魔法でみんな接着剤でくっついちゃって

ドタバタはオチになるわけです。

最終回ではまだピリミーに帰らないんですね。

アニメ＆書籍情報

原作はてんとう虫シコミックスで

出ていましたが現在入手は困難です。

小学館から藤子・F・不二雄大全集でありました。

アニメはDVDだといくつか見つかりましたが

入手困難です。

CVもイイ！

肝付兼太さんの黒べえの声が

とっても可愛いです。

ダミ声とでもいいましょうか

とにかく黒べえにピッタリです。

声優陣全部イメージ通りで

文句なしの作品です。

元気いっぱいのにぎやかなOPとED

大杉久美子さんが歌う

OP「ジャングル黒べえの歌」は

ジャングルのお祭りをイメージさせる

底抜けに明るい歌です。

ED「ウラウラ タムタム ベッカンコ」は

黒べえの呪文がいっぱいの

楽しい歌です。

おまけ：黒べえは超天然キャラ

ライバルというか、黒べえに対して

イジワルを仕掛けてくるガックも

黒べえの超天然っぷりに

負けることもしばしば。

タイトルは忘れましたが、

パオパオが目の病気になってしまって

きれいな虹を見ないと死んでしまう

というのに、ガックは虹を出せる動物を

呼び寄せてくれません。

黒べえは悲しんで、死にゆくパオパオの為に

庭で火を焚いてどんちゃん騒ぎをします。

（これ、ジャングルの常識！）

あまりのうるささにガックは

虹を出す動物を呼び出します。

そしてきれいな虹を見て

パオパオは治るのでした。

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