ある日、目が覚めるとあちこちにドアが出来ていた。
そんなSFのお話ですがスレイヤーズの作者・神坂一さんの楽しい小説です。
シロンちゃん
そして妹がリスに?
笑える度 | ●●●● | 舞台 | 現代日本 |
かわいさ | ●●● | 萌え要素 | 異世界、妹 |
安心感 | ●●●●● | 発表年 | 2006年 |
あらすじ
高校生の美弥は、ある日目を覚ますと
家中いたるところにドアが出来ていた。
そればかりか世界がひっちゃかめっちゃかになっている。
妹はリスみたいになっている。
まぜこぜになった世界を元に戻すため、
突然現れたシュリンと名乗る人物とともに
毎日放課後にドアを開けて異世界に行く。
美弥とシュリンはまぜこぜになった世界を元に戻せるのか?
妹の智紗はリスから元に戻るのか?
主要登場人物
シュリン(シュリン)
ドアから現れた謎の青年。
巨大なレンチのようなものを持っており
異世界のどこかの
ある人物の頭を3回たたくと
世界のまぜこぜが少し治る。
曽根崎美弥(そねざき・みや)
普通の女子高生。
まぜこぜになった世界で一人だけ
それがおかしいとわかる。
シュリンととも異世界に行き
ある人物を探すのを手伝う。
曽根崎智紗(そねざき・ちさ)
美弥の妹。
世界がまぜこぜになった時
なぜかリスの姿になっていた。
本人はそれが普通と思っている。
ある人物
行く異世界によって毎回違う人物。
女性だったり男性だったり。
筆者おススメポイント
女子高生の美弥が世界で一人だけ、
まぜこぜになった世界を変だと思う。
変になった世界は、
ある人物の頭を3回たたくと、
少しだけ元に戻る。
放課後シュリンとともに
異世界に行くという、
まるで部活のようなノリで
安心して読めます。
悲壮感まったくなし!
危機感まったくなし!
安心して楽しんで読めます。
書籍情報
角川書店から全2巻で出ています。
書店で入手するのは難しくなっています。
その他
神坂一さんの作品ではマイナーなほうだと思います。
でもマイナーな作品は、
力がほどよく抜けている感じで
楽しい作品が多い気がします。
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