琉神マブヤー1972レジェンドは、「琉神マブヤー」シリーズの通算6作目の特撮ヒーロードラマです。
私が初めて全話みたマブヤーシリーズです。
沖縄感漂う微妙なヒーローものにゃ
笑える度 | ●●● | 舞台 | 1972年の沖縄 |
ドキドキ度 | ●●● | 萌え要素 | 特撮ヒーロー |
安心度 | ●●●● | 放映年 | 2012年 |
おそらくこんな感じの話
舞台は沖縄。
マジムン軍団という悪の魔物たちが
沖縄に伝わるマブイストーンという不思議な力のある石を狙っている。
琉神マブヤー、龍神ガナシーは沖縄の平和を守るためにマジムン軍団と戦う。
とはいえマジムン軍団は
あくまで自然を破壊したり、
戦争を起こす人間が嫌いなだけであり
沖縄を愛する気持ちは人間にも劣らない。
そんな理由で戦っても、懲らしめる程度なので
普通の特撮ヒーローとはちょっと違う。
沖縄ののどかな感じと、なんだかわからない感じがクセになるゆるい感じの特撮ヒーロードラマです。
主要登場人物
※以下はネタばれ含みます。まだ見てない方はご注意ください。
朝基(ちょうき):琉神マブヤー
主人公。無職→喫茶店アルバイト。
「コーヒーシャープ」に入り浸っているやる気のない楽天家の青年。
店主のおばあさんに言われて働くことになる。
ひょんなことから無理やりマブヤーにされ、あまり正義感が強くない。
お調子者で憎めないタイプ。
案外イケメン。
盛仁(せいじん):龍神ガナシー
マブヤーと同じく正義のヒーロー。
アメリカンスタイルのロックミュージシャン。
カッコイイタイプ。
真面目で最初は朝基と合わなかったが、次第に仲良くなる。
クイナ
ニライカナイからつかわされた導き手。
マジムン軍団に襲われたところを
朝基に助けられ、マブヤーにしてしまった張本人。
ヤンバルクイナの化身だが
見た目は10代の女の子。
マジムン軍団
ハブクラーゲン、オニヒトデービル、ヒメハブデービル、マングーチュなどがいる。
手下はクーバー1号クーバー2号。
筆者おススメポイント1:全体に漂うのんびり感
全体的に沖縄ののんびり感がただよいます。
これがすごくリラックスできます。
おばあさんが経営する喫茶店で
のんびりしているシーンが心に残ります。
魔人が現れたというのに、緊急感、恐怖などが
あまりないです。
筆者おススメポイント2:賑やかし的存在クイナ
クイナは、ヤンバルクイナの化身の女の子。
あまり活躍するわけでもなく、どちらかというとディズニーの賑やかしキャラ的存在?
マジムンが出たら朝基に知らせますが、やっぱり朝基はあんまりやる気がない。。。
それどころか、デートの約束があるからといって戦いよりデートを優先してしまう。
そんな朝基に困っているクイナ。
そんなクイナがちょっとかわいいです。
筆者おススメポイント3:沖縄のアメリカ統治時代を語るイントロ
第二次世界大戦後、沖縄がアメリカの統治下にあり
1972年に日本に返還されました。
そんなナレーションの入ったイントロです。
子供の頃、沖縄から来た人と話をした時に
昔は通過がドルだったと聞いたことがあります。
筆者おススメポイント4:主題歌がアメリカンポップス調でイイ!
主題歌は「琉神マブヤー1972レジェンド」です。
歌詞とかは琉神マブヤーと同じようですが、
アメリカンポップス調になっていて楽しい感じです。
筆者おススメポイント5:随所に沖縄方言
よく出てくることばが「たっぴらかす」です。
使い方は「お前ら、たっぴらかすぞ!」とか。
懲らしめるといった意味だそうです。
ウチナーは沖縄という意味。
ほかにも沖縄方言がいろいろ出てきます。
その他
普通のヒーローみたいに、勧善懲悪で、
悪者をバーーン!ってやっつけて
ドカーンって爆発するような爽快さはないですが
なんだかクセになる面白さがあります。
暇な時に何度でもみたくなる作品です。
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