今は亡き巨匠・手塚治虫のキャラクター、ストーリーを分析し新しく作られた漫画です。
これはこれで面白いと思いました。
個人の感想です。
※ネタばれあります。
子供の頃手塚治虫のファンだったにゃ
懐かしさ | ●●●●● | 舞台 | 2030年の東京 |
ドキドキ度 | ●●● | 萌え要素 | 手塚治虫、AI |
SF度 | ●●● | 発表年 | 2020年 |
超ざっくりとしたあらすじ
高度にテクノロジーが発達し
人々が安全で平和に暮らしている近未来。
ホームレスの青年「ぱいどん」は公園のピエタ像をねぐらにしている。
相棒は小鳥のロボット「アポロ」。
アポロが言うには、ぱいどんは
記憶喪失で自分の名前すらわからない。
ある日、行方不明になった父を探して欲しいという姉妹がぱいどんの元へ訪れる。
姉妹の父は科学者で6日前に行方不明になったという。
主要登場人物
ぱいどん
主人公。ホームレスの青年。
ボロボロの服を着ていて
無愛想だが親しみやすい感じがある。
おにぎりが好き。
相棒のロボットの小鳥アポロの
お腹には義眼が入っており
それを付けるとそれまでの
のんびり感と変わって
情報を駆使し切れ者になる。
アポロ
ぱいどんの相棒。
小鳥のロボット。
人間のように話をする。
腹部にぱいどんの義眼を入れている。
及川アン・イスミ
ぱいどんに行方不明の父の
捜索をお願いにきた姉妹。
姉のアンは気の強そうな美女。
妹のイスミは普通の女の子。
及川定倍(おいかわ・ていばい)
クリーンエネルギー開発の第一人者。
筆者おススメポイント
※ネタばれあります。
懐かしい手塚漫画の再来という感じです。
すごいです。
まるで手塚治虫が生きていて新作を書いているようです。
雰囲気としては、ミッドナイトや七色いんこと似ています。
ぱいどんが少年っぽい青年な感じがかわいいです。
書籍情報
講談社から全1巻で出ています。
紙での入手は難しいです。
わたしはどうしても読みたくて
kindle版を購入しました。
kindleありがたいです。
漫画は前後編で構成されていて
前編のあとにAIプロジェクトが
どうやってこの漫画に挑戦したかが
数ページにわたって書かれています。
巻末に手塚治虫の「サスピション」シリーズの
「ハエたたき」が掲載されています。
これは1982年の作品ですが
これはぱいどんの世界設定に近い
近未来のことを書いた短編です。
感想
普通の手塚治虫の漫画の第一、二話といったです。
これからもっと面白くなるところで終わっている感じがして単行本4巻ぐらいまで読みたいです。
アニメ化しても面白そう
アニメ化したら面白いんじゃないかなと思います。
アニメの感じとしては三つ目がとおるぐらいの
手塚色の濃さで見たいです。
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