「赤毛のアン」は1979年に世界名作劇場枠で放映されたアニメです。
孤児院から来たアンが空想好きで明るくポジティブにみんなを巻き込んでいきます。
主人公だけど容姿は地味にゃ
楽しさ度 | ●●●●● | 舞台 | 1890年代のカナダ |
ほのぼの度 | ●●●●● | 萌え要素 | ポジティブ思考 カナダの大自然 |
ドキドキ度 | ●●●● | 放映年 | 1979年 |
アニメ「赤毛のアン」ざっくりとしたあらすじ
舞台は1890年ごろのカナダ。
プリンスエドワード島。
マリラとマシュウの老兄妹は、
マシュウの仕事を手伝ってくれる
男の子を引き取ることにした。
マシュウが馬車で駅まで迎えに行くと
男の子ではなく女の子がいた。
それがアンである。
アンはすっかり興奮していて
自分を迎えに来たマシュウに
喜びと楽しい空想の話や景色の感動などの
ことをたっぷりしゃべります。
しかし家につくと、マリラはアンを見て
「男の子はどこなんだい?」と言います。
アンの運命は?
アンはこの先どうなるのか?
第1話から驚愕の展開。
アンの魅力たっぷりの物語です。
主な登場人物
アン・シャーリー
主人公。11才。
瘦せっぽちでそばかす顔。
目が大きい。
長い赤毛は三つ編みにしている。
空想好きでおしゃべりが好き。
そのおしゃべりが聞く人を
楽しい気持ちにさせる。
働き者で子守が得意。
マリラ・カスバート
兄のマシュウと同じく独身。50代?
家事全般をやり料理が得意。
しっかり者で時には兄を
叱ることもある。
マシュウ・カスバート
マリラの兄。独身。60才。
無口で気が小さく女性が苦手。
優しく勤勉な農夫。
口癖は「そうさのう」。
第1話と第2話の怒涛の展開※ネタバレあり
男の子を引き取るはずだったのに
来たのは女の子。
その事実を知ったアンは号泣します。
マリラの慰めもきかず
食事も喉を通らず
失意のどん底に落ちます。
翌日マリラが馬車を運転し
一緒にスペンサー夫人のところに
行きます。
マリラは道中、アンに生い立ちを聞きます。
生い立ちを聞いてマリラは微妙な顔になります。
(詳しくは下のほうに記載)
スペンサー夫人の家についたので、
男の子を頼んだのに女の子がきたと
マリラは事情を説明します。
スペンサー夫人は困りましたが、
ブルエット夫人が子供が多くて
人手を欲しがっているということを
思い出してマリラに話します。
ちょうどブルエット夫人がやってきて
その意地悪そうな容貌を見たアンは
黙ってしまいます。
頑固そうなところが気に入ったと言われ
ブルエット夫人に引き取られそうに
なるが、マリラが待ったをかけます。
手違いという事情がわかったので
まだ引き取らないとは言ってない
引き取らないならブルエット夫人の
家まで翌日送り届けるとマリラは言います。
アンは自分がマリラとマシュウの家で
引き取ってもらえるかもしれないと
思いすごく嬉しくなって、家事の手伝いや
庭の木に話しかけます。
翌日、アンはマリラとマシュウに
引き取られることが決まります。
マシュウのセリフ「わしたちのほうであの子の役に立つかもしれない」
マシュウの農場の仕事を手伝って
もらうために男の子を引き取ろうと
したわけですが、なぜか逆転の発想を
マシュウがしたわけです。
マリラはビックリします。
あの子に魔法でもかけられちまったのかい
と叫びます。
マシュウ、なんていい人なんでしょう。
アンの芝居ががった大げさな表現が気持ちいい
リンゴの白い花がたくさん咲いている
道を通って感動しマシュウに向かって
カスバートさん、カスバートさん!
と連呼して感動を伝えます。
そして庭の満開の桜の花を見て
「雪の女王様」と名付けます。
男の子じゃないからいらないと
いう事がわかった時に
豪快に泣いてさすがのマリラも
そんなに泣くことはないんだよ
と、声をかけます。
いいえ、おばさんにはわからないんだわ
今まで私を欲しがる人なんて
いなかったとアンは叫びます。
その後も名前を聞かれてコーデリアと
呼んでくださらない、とか
E付きのアンで呼んで欲しいとか
(ANもANNEもアンと読む)
アン節をブンブン振り回して
ぐいぐい視聴者を
引っ張っていきます。
アンが語る自分の生い立ち
マリラに聞かれてアンが
自分の生い立ちについて話します。
赤ん坊の時に両親を亡くし
引き取ってくれた家では
家事と子守をさせられ
最後に引き取ってくれた家の
奥さんが亡くなったので
孤児院には半年前に入ったという。
引き取った人たちは
あんたによくしてくれたかい
というマリラの問いかけに
よくしてくれようと思ったと
はずよ、とアンは言います。
つまり、そうではなかったということですね。
どこも大変な家だったので
そんな余裕はなかったと思う
と言うアン。
その後のアン※ネタバレあり
アンはマリラとマシュウに引き取られ
向かいの家(といってもかなり離れている)
のダイアナと親友になります。
学校に行くことになり
友達もできます。
いろいろ事件を起こしたり
起きたりします。
アンのポジティブな空想話は
みんなをいつも楽しませてくれます。
アニメ「赤毛のアン」最終回
赤毛を「人参」とからかわれて以来
ギルバートが大嫌いになった
アンですが、それ以降助けられたこともあり
大嫌いではなくなっていました。
最終回は、成長したアンが大学をあきらめて
学校の先生になることを決意します。
成長してきれいになったアン
そしてかっこよくなったギルバート。
マシュウの墓参り(47話で死亡)
の帰りに偶然ギルバートと出会います。
アンはアボンリーの先生の座を
ゆずってくれたことの
お礼を言って握手の手を差し出します。
僕たち素晴らしい友達になろうねと
ギルバートは言います。
波乱万丈な内容だけど
間違えて連れてこられたり
無神経な言葉で傷つけられたり
大切な人を失ったりと
波乱万丈な内容もありますが
基本的には明るくポジティブです。
よくそんなに前向きに取られられるなぁ
と見習いたくなります。(笑)
このアニメもグイグイ引っ張り込まれます。
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