IFERRORはエラーがあった時に使用したい関数です。
VLOOKUP系のものとよく組合せて使います。
IFERRORの簡単な例
=IFERROR(VLOOKUP(E5,$A$4:$C$8,3,0),"")
IFERRORの解説
=IFERROR(値, エラーの場合の値)
基本はこの形で行けます。
もっと細かく設定したい人はMicrosoftのサイトをご覧ください。
まずは、VLOOKUPでIFERRORを組み合わせない例を見て見ましょう。
=VLOOKUP(E4,$A$4:$C$8,3,0)を
F4,F5セルに入れた時の結果を下の表で見てみましょう。
例
F4には社員番号”1960″が左の表にあるので、3列目のID”BK5020″が入ります。
F5には社員番号”9999″が左の表にないので”#N/A”が入ります。
ちなみに#N/AはNot Applicable(ノットアプリケイブル:利用不可)ということです。
#N/Aを出したくない時によく使う
検索値が見つからない場合、#N/Aを出したくないという時によく使います。
=IFERROR(=VLOOKUP(E4,$A$4:$C$8,3,0),"")
先ほどの例と組み合わせるとこうなります。
この場合、F5のVLOOKUPの結果はエラーですが#N/Aにならずに空白になります。
空白ではなく、ほかの値を出したい場合は
”エラー”とか”なし”とか好きな値(または関数)を
入れるといいと思います。
IFERRORは比較的新しい関数でExcel2007から登場しました。
読み方はイフエラーですが、アイエフエラーと呼ぶ人もいます。
アイエフエラーのほうが語呂がいいので私の周りではよく使われています。