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【萩尾望都のコメディ】精霊狩り

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「精霊狩り」は、ポーの一族で有名な萩尾望都さんのコメディ漫画です。

ちょっと怖いようなタイトルですが

軽くて明るい雰囲気の漫画です。

ミケミケちゃん
ミケミケちゃん

第三次世界大戦後1200年たった世界にゃ

笑える度●●●舞台??? 
楽しさ●●●●萌え要素精霊、超能力  
ほのぼの●●●●● 発表年1971年
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あらすじ

第三次世界大戦後1200年。

人間の生きてきた記録が

ほどんど失われてしまった。

世の中はわからないことで

いっぱいだった。

いつの間にか精霊呼ばれる

長寿命・超能力を持ったものがいる。

姿かたちは人間と変わらず

彼らは正体を隠して

人間社会で暮らしている。

しかし、人間にとって精霊は

恐れる存在であり

発覚すれば捉えられて

魔女裁判のような裁判に

かけられてしまう。

年に一度の精霊狩り日に

空の散歩を楽しんでいた

ダーナ・ドン・ブンブンは

精霊狩りで捕まってしまう。

ダーナの運命は?

ダーナに恋した人間の男性

リールとの恋の行方は?

悲壮感まったくナシの

明るいコメディです。

主要登場人物

ダーナ・ドン・ブンブン

主人公。精霊の女性。

長い髪が魅力の明るく活発な女の子。

空を飛んで精霊狩りで捕まり

裁判にかけられる。

精霊狩りで自分を捕まえた青年

リールと恋に落ちる。

リール

人間の青年。

精霊狩りの日にダーナを見つけ

パラライザで麻痺させる。

インタビューでダーナへの思いと

救済を求める発言をした為

世間の注目を集めることになる。

リッピとカチュカ

ダーナの精霊仲間の女の子達。

捕まったダーナを助けようと

ティペント・ナンセンス博士に

相談を持ち掛ける。

ティペント・ナンセンス博士

人間の科学者。

精霊狩りをお祭り騒ぎでくだらない

と言い、それを聞いたリッピたちに

声をかけられ精霊と知りながらも

平然と相談にのる。

助手A

ティペント・ナンセンス博士の助手。

「トーマの心臓」のオスカーが

友情出演している。

萩尾望都さんのコメディ

萩尾望都さんというと

ポーの一族やトーマの心臓、

残酷な神が支配する

などシリアスな話が思いだされますが

このころは結構コメディも描いています。

萩尾望都さんの描くコメディは

ドタバタシーンがとてもかわいいです。

みんなでワアワア言って

誰かが叫んで、パーッと散ったり

するシーンが特にかわいいです。

筆者おススメポイント

※ネタばれあります。

精霊狩りや精霊の裁判というと、

魔女狩りのように

怖い感じをイメージしそうですが

そんなことはほとんどありません。

精霊狩りはそれっぽい描写は

あるものの、パラライザで麻痺させて

捕まえたるだけだし、平和なものです。

裁判で永久冬眠刑にさせられるのを

なんとかしようと仲間たちが

いろいろ考えます。

そう!裁判で精霊だという判決が出ても

死刑ではなく、永久冬眠刑なんです。

シリーズ3作のあらすじ

◎精霊狩り

ダーナは精霊狩りの日に

空を飛んで捕まってしまう。

捕まえられたリールと恋に落ちて

リールがインタビューで

ダーナの救済を求める発言を

したことから世間の注目のまとに。

◎ドアの中の私のむすこ

シリーズ第2作。

なぜか寄宿制女学校にいるダーナ。

なぜか妊娠し退学になる。

ティペント・ナンセンス博士のところで

子持ちのイケメン、イカロスと出会う。

◎みんなでお茶を

シリーズ第3作。

息子も生まれ、イカロスと結婚し

イカロスの娘と4人暮らしのダーナ。

しかし息子はずっと眠りっぱなし。

娘チャシーがダーナが実の母親ではない

と知り、家出し大騒ぎに。

書籍情報:収録されている本の情報

短篇でシリーズ3話ありますが

単行本1冊分もありません。

★1976年発行 小学館文庫

精霊狩り -傑作短編集

※入手困難

★1978年発行 萩尾望都作品集

第1期 第13巻『11人いる!』に収録

※入手困難

★2012年発行の小学館文庫

「10月の少女たち」に収録

※入手困難

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