21エモンは藤子・F・不二雄さんのSF漫画です。
原作は1968年、アニメ化はなんと23年後の1991年です。
※ネタばれあります。
宇宙に憧れる少年の話にゃ
笑える度 | ●●●● | 舞台 | 21世紀の日本 |
ドキドキ度 | ●●● | 萌え要素 | 目標に向かって頑張る |
ほのぼの | ●●●●● | 発表年 | 漫画 1968年 アニメ1991年 |
超ざっくりとしたあらすじ
江戸時代から続くホテル「つづれ屋」の
21代目にあたる少年21エモンは
家業を継ぐことには興味がなく
宇宙を冒険したいと思っている。
家業の手伝いでベルボーイをし
チップを貯め、ロケットが当たる懸賞の
カレーをご飯にリクエストしたり
できる努力をしている。
21エモンは宇宙へ行けるのか?
つづれ屋は大丈夫なのか?
お客の宇宙人が宿泊費代わりに
おいていった謎の宇宙生物モンガ―や
イモ堀りが好きなロボット、ゴンスケなど
ゆかいな仲間たちと繰り広げられるお話です。
主要登場人物
21エモン
主人公。中学生。
江戸時代から続くホテル
「つづれ屋」の21代目(の予定)。
宇宙へ出て冒険するのが夢。
実家のホテルが古くて
エスカレーターが壊れているなど
あちこちボロボロ。
努力家で勇気と行動力があるが
無茶をすることもある。
モンガ―
ボールみたいに丸い不思議な生物。
絶対生物で暑さ寒さに強く
超能力も使える。
ササヤマ星人が宿代代わりに
つづれ屋に置いて行ったペット。
ゴンスケ
なぜか訛りでしゃべるロボット。
イモ堀りが好き。
口が悪く態度がデカいが
経済能力はある。
ルナ
つづれ屋の隣の巨大高級ホテル
ギャラクシーの社長の娘。
21エモンの同級生で仲良し。
筆者おススメポイント
※ネタばれあります。
つづれ屋がボロくていろいろ事件がおきて面白いです。
また、いろいろな宇宙人のお客様が面白いです。
1968年で2010年ぐらいを書いた作品なので
昔に近未来を書いた作品です。
アニメではもう少し未来の設定になっています。
(ルナの誕生日が2040年)
近未来の年代になった今みると
それはそれで面白いです。
イモ堀りロボット:ゴンスケ
ゴンスケのセリフはカタカナで書かれています。
ちょっと読みにくいんですが
ロボット感があります。
でも、方言でしゃべります。
自分のことは「オラ」。
資産運用に手を出し
悪い不動産屋に騙されて
荒地を買ってしまう。
その後、荒地に資産価値のある
鉱物があることが発覚し
高額で買い取られ億万長者になる。
21エモンはそんなゴンスケに
頼んでロケットを買ってもらうことなる。
そんな訳でロケットにはゴンスケの希望で
イモ畑がある。
アニメ・書籍情報
小学館の藤子・F・不二雄大全集から全2巻で出ています。
アニメは1991年から1992年まで全39話で放映されました。
感想
ベルボーイをやっているのが前半、
宇宙へ行っているのが後半とします。
どちらかというと前半のほうが
登場人物もレギュラーが多く
楽しいです。
アニメはルナが現代っぽい可愛さになっています。
ルナを好きな21エモンのライバル・リゲルが登場します。
この3人の絡みがまた面白いです。
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